センス良過ぎのナード系プログレッシヴハードコア | The Ongoing Concept – Cover Girl

メタルコアもいいけれども、最近は同じようなバンドが多いような気がして何かオリジナリティのある、びっくりするようなバンドを探しています。

そして出会ったのが彼ら!最近紹介したletlive.が好きな人、ノリのいいプログレハードコア系が好きな人は間違いなく好きなはずです!

センスの話になると、センスがいい!というのは結局自分の好きなタイプのセンス!という事を意味することなのだと思います。正義と同じで自分が言うものが正解で、そうでないものが間違いというものではないと。しかし結局はそうは思いつつも陰で間違いかそうじゃないかで決めつけてしまうものなのかもしれませんが…

そんな戯言は置いておきまして聴いちゃってください!びっくりしますから!

まずルックスがいい。全員のナードな雰囲気がそれだけでもセンスに満ち溢れている。そしてそんな彼らから奏でられるサウンド…それももちろんセンスがとんでもなかったのです!

前半は若干のムービー仕立てになっており、そこからの愉快なイントロ、そしてそこからの1:38の出だしの音圧!!!これがとんでもなく素晴らしいです。

全体的に軽快かつポップな感じもありつつ、スクリームにも残忍さもあり、そしてお洒落にまとまっている。まさに見た目の期待を裏切らない!

アルバムも聴いたけど(完全にジャケットのセンスが良過ぎて、ジャケ聴きです)、この曲からもわかるようにハードコア系の要素だけじゃない、個人的にはあまり今まで触れてこなかったような音楽のジャンルが織り込まれていて新鮮です。そこらへんがお洒落と感じてしまい、オリジナリティも感じる所以なのだと思います。

そして私の持論、「ハードコアな人たちが作る静かめの曲は大抵素晴らし過ぎる事が多いセオリー」はこのアルバムにも当てはまりまして、このアルバムにも一曲それに当てはまる曲が入っておりました。アルバムに一曲そのような休憩じゃないけど、ハードではない曲を入れてくるバンドは大抵好みのセンスである事が多いです。

我慢できないので今日は二曲貼ります!

後半爆発展開のじわじわくるメロディアスソングですね。このパターンの曲は大抵好きになってしまう傾向があります。

結局ハチャメチャなプログレな曲が作れる人たちは、正統派メロディックソングはもちろん作れるってことなんでしょうね。って最近思います。そんな曲がプログレ曲の中に一曲混じっている辺りのその粋な心意気が憎い!!

このバンドは本当に”ORIGINALITY”を持ったバンドですね!!

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