プログレッシヴ

久しぶりにとんでもないバンドに出会いました。プログレッシヴ中のプログレッシヴ。僕にとってはProtest The Hero以来の衝撃。

全体的にブルータルさもありつつも、そっちに行き過ぎずにメロディックな所もありとてもバランスがいいです！Protest The Heroくらいのプログレッシヴ具合とメロディック具合が好きな人は必見です。

今日初めて「djent」という用語を知りまして、それに関するバンドを探していたらこのバンドにたどり着きました。「ジェント」とはジャンルという訳ではないらしく、ギターの低音弦でのブリッジミュートした音がそのような音に聴こえるということから、その擬音として使われているようです。

彼らはそんな用語に関する中でも代表格らしいのですが、確かにサウンドもそんな感じで、展開もプログレッシヴで、そしてこのミュージックビデオがすばらしい！！

やはりブログレッシヴな人達のミュージックビデオはかなり独特な世界観がありますね。独特でしかも壮大。このミュージックビデオも観てるだけでも退屈しない。それに彼らの音楽が絶妙にマッチして更なるシナジーをもたらしています。

出だしから何やら壮大な映像。そしてそこから一気にくるブルータルなサウンド！たまりません！そして時々入るスローモーションや、カメラワークも独特で映像でも目を奪われてしまいます。

あとは3:08の所がかっこいいから必見です！そこからおとなしくなる展開もいいし…そしてそこからの…3:39！！！ここが映像とサウンドで見事にジェン！！っときて、何度観ても聴いても鳥肌が吹き出してしまいます。

メンバーの雰囲気もいい。みんななんかしでかしそうな顔してるし、ちょっと中東風の人もいるし。その辺の独特具合もかっこいい。ヴォーカルも普通に歌ってもうまいしスクリームさせても潤いがあるいいスクリームするし。

今までPTHっぽいバンドを探してBetween The Buried And MeとかThe Human Abstractなどプログレッシヴなのを聴いてきたけど、どうもぱっとせず。でもこのPeripheryには完全に一発ではまりました！！