マザー・ゲームが良かったしSuperflyがとんでもなかった | Superfly – Beautiful

しばらく前の話ですが最終回を迎えたドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』。

久しぶりにはまったドラマで、その前は小栗さんと石原さんのドラマ以来な気がします。

それに加えて挿入歌が良すぎて!Superflyが凄すぎるのを本当に実感してしまいました。

とにかくこのイントロ、素晴らしい!上昇感がたまりません。そこへ他の楽器が入り始める直前のギターの♪テレレンの破壊力といったらない。サビ前のヴォーカルとかもう本当にしびれちゃう。あとサビに入ってのスネア連打からのしばらくして入るハイハットのタイミング。

Superflyは好んで聴いたりはしたことはなく(ヴォーカルの顔が苦手なのもあってか)、でもたまたま聴くことは日常生活であって、その度いい曲!とは思ったりしていました。というかSuperflyを聴いて悪い曲、と思う人がいるか?!とも思ってしまいますが。学園祭などのイベント事のスライドショーでSuperflyを使って間違えることがあろうか。でも万人に寄せた、というよりは凄すぎたから万人が自然に寄った、と言った感じのもう何と言ったらいいか、とんでもないとしか言いようがない。そんなことを考えていたらヴォーカルの顔もなんだかかわいく見えてきました。

そんなこんなで、ドラマも良かったのですが、Superflyによってさらに印象に残るドラマになりました。ドラマ終盤あのイントロが流れてくるだけで泣きそうになってしまうほどの、もうパブロフのなんとか状態でした。

マザー・ゲームの感想 (最終回ネタバレあり)

一話目を観た時から衝撃で、なんだこれ最終回か?!とつっこんでしまうほどでした。後半は色々盛りだくさん過ぎるかな…とも思いましたが、最終回ではシンプルな一点が自分には突き刺さったので終わりとしてはすごく良かったなと。

マリエさんが食事を持っていくときに添えていた一言書いた手紙を、アキラ君の部屋から見つけたシーンです。その手紙を捨てずに全部取ってあって。その裏にその時の食事のメニューをアキラ君が自分で書いていたのには感動しました。

息子がどんな状況であっても、あの手紙を添えていたのにも表れているいるように母親は無償の愛を注ぐし、それを本当に拒絶する子供はいないんではないかと共感できました。あの食事に添えられた紙だって手紙というよりはメモの様なもの。それでも捨てられないし取っておきたいと思うっていうのが子供なのかなと。自分も大学時代母親から送られてきた、野菜や普段自分では買わないような食べ物の入った段ボールの小包に入っていた手紙は今でも取っておいているし。取っておきたいというよりは捨てられはしない、ってことなのかもしれないけど。でもそれが親子ってことなのかなとも思います。

あと日本だと?なにか少しあるだけでマザコンと言われ、それが忌み嫌われるけど、それはどうなのかなと。母親と娘と言う関係の方がどうか、と言うことではないけれど、母親と息子という関係にはそれとは違った何かがあるような気がしてならなりません。母親を大切にする態度がマザコンという判断基準になっているとしたらそんなものは気に掛けるに値しない。母親はその分返してもらうつもりで愛を注いできたわけではないとわかっているけれど、それでも返していきたいと思うのが息子なのかなと思いました。

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