メロディックかつメタリックかつあとあれ | August Burns Red – Spirit Breaker

August Burns Redが新曲を発表したようです。

彼らの特徴と言えば、メタリックなギターでしょうか。スクリーモと言った感じでもないし、メタルコアと言えばメタルコアだけど、一般的なメタルコアよりはよりテクニカルでメタルっぽいというか。だからそのテクニカルさのあるメロディが印象に残ります。

けれどもそのメタリックなメロディも古臭いというよりは若々しい。最近のこの界隈のバンドはどれも同じようにしか聴こえない…という人には是非聴いて頂きたい。彼らはユニークです。世界観も何か伝わってくる。ただ激しいだけではなくて奇麗でファンタジック。

最近からファンタジックという形容詞を使う事にしました。もうそれ以外にいい形容詞が思い浮かばない。つまりおとぎ話、ファンタジーのような、奇麗でなにか懐かしいような、でも何かこの世界とは違う何かを感じさせるような、という意味で使う事にしています。そしてファンタジックという形容を普及させる第一号となるべく。でもファンタジックは和製英語らしく、ファンタジーの形容詞はファンタスティックだと最近知ったのは内緒の話。

そしてさらにすごいのはコーラスのスクリームのクオリティがすごい。メインのヴォーカルのスクリームは図太い系だけど、ベースのコーラスが放つスクリームは金切り声系のスクリームでそれがとんでもない。これは稀にみる素晴らしいスクリーム。彼がメインでもいいんじゃないかくらいの。でもそれがたまにのコーラスだから余計聴きたくなるじらされ具合。

この新曲も素晴らしい。ベースの彼のスクリームも聴けるし。イントロからファンタジックでなにかやってくれそうな雰囲気。なにより1:40から展開が素晴らしい。なんなのこのメロディアスなギターは!どんな発想からこのメロディはくるの!いつも何を食べてたらそんな発想ができるの!

それはハードコアな音楽の醍醐味である展開。ブルータルからのメロディアスな展開。暗い森の中を彷徨っていたら光の射し込む開けた草原に出たような。大雨だと思っていたら雲の隙間から突然光が射してきたような。と僕はよくハードコアの醍醐味を興味がない人に説明する時には使います。

そして今日から音楽関連の記事の紹介の仕方を多少変えました。まず動画を最初に。お前の小話はいいからまず動画を見せろ!という人もいるかも知れないので。まず動画の再生ボタンが押しやすい場所に。

というか動画を見てる人はほとんどいないのは滞在時間から100も承知なのだけれども!でももし文章だけでも読んでくれてるとしたらそれはそれでうれしい事なので、なにかうまい言い回しでも一つくらいは決めたいものです。

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