「マジック = プレッジ(確認)+ターン(展開)+プレステージ(偉業)」
映画「プレステージ」のレビュー、感想、評価です。
ネタバレがあるので、そこを見たくない方は、「感想」まででお願いします。その下に「感想(ネタバレ)」が続きます。
評価
★★★★☆
(補足)
★★★★★ 素晴らしい、また観たい。何回も観るほど良くなる。
★★★★☆ なかなかいい。もう一回観るかはわからないが満足。
★★★☆☆ 普通。二回は観ない。
★★☆☆☆ 観なくても良かった。
★☆☆☆☆ 時間の無駄だった。
予告トレーラー
あらすじ
ある日水中脱出マジックの最中、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)は助手の妻を事故で亡くす。妻が脱出できずに死んだのはボーデン(クリスチャン・ベール)の紐の結び方にあったのではないかとアンジャーは疑う。ボーデンはそれを問われても「覚えていない」としか答えない。それから二人の確執は深まりお互いの頭脳による仕返しが始まっていく…
感想
クリストファーノーランとはなんと素晴らしい監督か。
この映画もメメントに似たような、過去を振り返る形で物語が進む。それによって若干わかりにくい感じもあり、更に展開にもよくわからない要素をたくさん散りばめる。わからなすぎて何か伏線を探そうと思って観るので退屈する時はない。でも途中でもう一回観なきゃわかんないかな…なんて心配になるほどわからない。
でもそれがクリストファーノーランの場合、最後の最後で全てがちゃんと繋がるようにできている。あれだけわからなかったことが最後に全部すっきりさせられる。
どんでん返しが好きな人にはお勧めです。
そしてやはりクリストファーノーランは同じ俳優使うの好きだね!クリスチャンベールがバットマンかと思いきやアルフレッドのマイケルケインも出てるじゃん!そう言えばあの映画にも!っていう映画観た後にもちょっとした楽しみがありますね。
下ネタバレいくからお気をつけて。
感想(ネタバレ)
オチは双子だったという実にシンプルなものだったけど…と思ったのですが、後から教えてもらった所によるとどうやらその解釈は違うようで、ボーデンの手帳を頼りにアンジャーはテスラに会いにいったということは、ボーデンはもう既にテスラに会っていて、コピー装置を試して、もう一人の自分を手に入れていた。という事みたいです。なんですけどやっぱりもう一回みないと双子なのかコピーなのかしっくりこないのでそこに注意してもう一回観なければならなそうです。結局一回では完全にはわかりませんでした。レビューなのにすいません。
ボーデンがずっと「覚えてない」と言っていたのは、本当に覚えてなくて、紐を結んでない方のボーデンだったのかななんて思いました。紐を実際縛ったボーデンは葬儀に参列できる状態じゃなかったとか?
あとはマジックにはやはりタネがある訳で、鳩を消すマジックでも実は最初の鳩は潰されて死んじゃうというシーンが何回か出てきた。「消える方は誰も気にしない」みたいな事を言ってた気がするけど、その鳩と、最後絞首刑される方のボーデンの方がかかってたのも良かったです。
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